高位破水で即入院！4日後に出産した話②

どうもー！きゃりです。

前回に引き続き高位破水のお話です。

あくまでも私の体験ですので、

高位破水になったら

こうなってしまう…というわけではありません。

出産は人それぞれ色々な状況が違うと思うので参考程度に読んでいただけたらと思いますm(__)m

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

入院から3日目。

昨日よりかは少し眠れたけど

相変わらずの他の皆さんの叫び…

もちろんカーテンで仕切ってあるけど、声丸聞こえだから

かなり辛かった…

 朝イチでの検診。

子宮口も変わらず3㎝しか開いていなかったので、

バルーン

を入れました。

バルーンって何？

バルーンは誘発分娩に使用されており、子宮口を開かせるための医療器具です。陣痛を誘発するために用いられ、その名の通り風船のような形をしています。
 
どんなときに使われる？
バルーンは次のような場合に、出産を促す目的で使用されます。

・陣痛が起こらない場合
・陣痛が弱い場合
・逆子を分娩する場合
 

引用元：

出産を促すバルーンって何？バルーンの方法と費用、痛みは？ | ままのて

子宮の入り口に挿入して、

風船を徐々に膨らませるようなイメージで

子宮口を開いていくという医療器具です。

先生「じゃ、バルーン入れますねー」

……

うーん、全然痛くない。

こんなんで本当に子宮口開くの？

バルーンを入れた状態のまま、

朝から促進剤の点滴。

そして朝ごはん。

毎回おにぎりしか出ない…

（エネルギーをつけるため？）

しかし残念ながら、

バルーン＋促進剤の

ダブル誘発もむなしく、

3日目も終了。

その間にも、陣痛室からは

妊婦さんが分娩室にどんどん移動していくんですよ…

出産って赤ちゃんのペースもあるし、

思うようにいかない。

それは心の中で分かってるんだけど…

でも、どうしても焦る気持ちが

先立ってしまっていました。

なんでこんなに産まれないの…？

赤ちゃん、早く出てきてよぉー…泣

と、終わりの見えない出産に

完全にナーバスになっていました。

そしてついに4日目。

もう4日目ともなると

完全に陣痛室の主と化していて、

看護師さん達とも仲良しに。笑

4日目の朝イチ問診、来ました…

先生「う〜ん…

まだまだって感じかなぁ…

とりあえず、今日も促進剤入れてみて、

もし変わらずだったら…

明日帝王切開も視野に含めて考えましょう」

私「わかりました…」

帝王切開、覚悟はしていた。

どんな出産方法でもいい！

元気に産まれてきてくれるならそれで…

しかし、なんでウチの赤ちゃんは

この世に生まれてくることを

こんなに頑固に粘ってるんでしょう。

こりゃ産まれてからも頑固だな…と思った（そしてその通りになった…）

そして、噂の…

恐怖のグリグリ！

グリグリグリ…

ひょえーーーー！痛いぃぃ〜！！！

検診の時もやってもらった覚えあるけど、やっぱりめちゃ痛い！泣

身体が仰け反るぐらい痛いぃぃぃ〜〜！

これ、上手な先生とそうでない先生がいるんだよね…

出産経験者の方は分かるかな？

多分私にやってくれた先生は

上手い先生だったようだ。

数十分後くらいから、

腰周辺に軽〜い鈍痛が…！

促進剤の効果も相まってか、

どんどん陣痛がついてきたっぽい！

よっしゃーー！

今日だ！

今日産まれるんだ！喜

しかし…

チーーン…

陣痛は数時間経ったら

遠のいてしまいました…

なんなの……

ちょっと…

か、神様…

この子を元気に産みたいんです…！

どうかどうか

宜しくお願いします！

と、陣痛が遠のいてしまって

神様に願掛けをするくらいショックでした…

お昼過ぎになり、

問診で助産師さんが回ってきました。

私「助産師さーん、陣痛が…

遠のいちゃいました…

ショック大き過ぎます…」

助産師さん「そっか…

じゃあ、もう

破水

させちゃうね！」

な、なんですと？！

破水させちゃうなんてことができるの…？

なんて思ってる間に

ブチッ！

（実際音がしたかは覚えてない…笑）

そして、あっという間に

ジョワ〜…

な、な、なんか

水が漏れてくるぅ〜…！

後で知ったのですが、

人工的に破水させて

陣痛を進ませるということもあるみたいです。

破水してからが早かった！

すぐに陣痛の波が来始めたー！

同時に、今まで経験したことのない痛みが！

いっいってぇぇぇぇー…

1分間隔で陣痛の波！！

しかし。

その日は他の妊婦さんも

出産が重なって、

私は放置状態…。

周りがバタバタしている中で、

陣痛の波にもがき苦しむ私。

人工破水させてから

陣痛に苦しみ、2時間ほど経った頃でしょうか。

徐々に呼吸が苦しくなってきて

意識が遠のいていきました。

出産と助産師さん看護師さん達が

誰も来てくれない不安から誘発されたのか、

私は過呼吸に陥っていました。

あれ、苦しいですよね…

人生で初めて過呼吸というものを

体験しました。

とにかく、

息が思うようにできなくて

苦しくて苦しくて

私の異変を

旦那が感じ取って、

いつも冷静なのに珍しく慌てて

ナースコールを押しているのは

ぼんやりと分かりました。

ようやく助産師さんが来てくれて、

酸素マスクをつけてくれて、

私の過呼吸を

落ち着かせてくれました。

いつの間にか

子宮口は全開に。

この頃には、もういきみの段階まで来ていました。

危なかった…

助産師さんが来てくれなかったら

そのまま出産するくらいでした。。

いきみも自分の中で初めての感覚。

自分では制御できない

身体の中から押し出される感覚…

最後の方は、

私は陣痛の痛みより

いきみ方が分からなくて辛かったなぁ…

（2人目出産の時はコツを掴んだけど、見事に大きい方が少し出てしまった苦い思い出。

汚くてごめんなさい。。）

とにかく、先生や助産師さんの言う通り、下っ腹に力を入れる感じでいきむのが良いかも！！

そこからは

あれよあれよと言う間に

車椅子で分娩室に移動して

いきんで、

分娩室に入ってから

わずか5分で

ようやく出産！！

「おんぎゃぁぁ…」

よかった…

無事に産まれて…

感動というより、

とにかくグッタリ

してしまって早く寝たい…。。

出産後、泥のように

眠りました。。

高位破水から始まった出産は

4日目でようやく終結を迎えることになりました。

おわりに

高位破水になってしまったら、

感染を防ぐために

入院になり、点滴を打ちながら

出産の様子を見ていきます。

私の場合は正期産が間近だったので

通常の誘発分娩の措置が取られましたが、

まだ正期産に満たない状態で

高位破水の診断が下されたら

この限りではないかと思います。

高位破水で不安になっているママ、

大丈夫です！

ラミナリアやバルーンや促進剤など、

医療の技術は素晴らしいので

先生や助産師さんに

安心して任せてくださいね。

なにより、

我が子が無事で生まれてくることが一番ですので、

ママはとにかく自分を信じて、

一世一代の大仕事の出産を

乗り切ってください！

私の拙い体験で

申し訳ないのですが、

この記事が

読んで下さった方の励みになれたら

とても嬉しく思います。

ではまた！